やらねばならないことからは、何人たりとも
逃れられない。
おはようございます。
京の都で修行中、平成小野篁（たかむら）
見習 会いに行ける霊媒師 惠巫女です。
本日30日間の5月の京都営業を終えて
神奈川に帰ります。
瞬く間の30日間でした、大好きな街で
神様と約束した四条に住んで四条で
働くを果たせて、わたしは本当に
毎日幸せでした。
ありがとうございました。
最終日には、錦天満宮春の大祭に参列。
玉串奉納や、お祓いをうけました。
火焚き神事も経験、陰陽の真髄を垣間見た気がしました。
袂を気にされながら祈願して火を焚いていく神官。
憧れしかなかった。
いまでこそ、高級霊専門通訳としてお仕事
していますが、2010年までは生き霊の声も
聴いていました。
現場で首を絞められたことも、内臓に入り
こまれて吐いたこともあります。
いまに死ぬよ、そう先輩に言われたこともある。
そんな最中に起きた311、その後わたしの
命を奪いにきた門下生の仕打ちを経て
わたしは人間の浅ましさに失望しました。
天に唾を吐いてこの世界を去りました。
その2年半後、被災地のご縁がきっかけとなり
この世界に初めて自らの意思で帰ります。
いつだって辞めてやる、そう吐き捨てて
生きてきたわたしが、初めて神に自らを
雇って欲しいと乞いに行きました。
声を聴きたい御霊がありました、それを
どうしても遺族に伝えたかった。
そして、主が決まったとき条件をつけました。
高級霊の話しか、聴かない、と。
あれから7年。
ずいぶんいろいろなものを観てきました。
ずいぶん不思議な経験もさせて貰いました。
そして、人間である喜びや価値を深く
感じることができました。
生きている実感を創り出せる自分になったころ。
亡くなった親友がくれた大好きな仲間が
病に侵されていることを知らされました。
20年ぶりに聴いた病の告知、わたしが
真っ先に考えたのは、彼女を絶対に
納得行かないまま還さないということでした。
人生の終い方を決めるのは、生きている人間。
彼女が生まれてきた意味を知るわたしが
彼女にできる最大唯一のことは、彼女が
笑って終いにできるよう、寄り添うこと。
彼女が拒んでも、わたしはそれを譲らない。
なぜか。
彼女が大好きだから。
ただ、それだけでした。
そんなとき、篁になる話が降りてきました。
篁になれば、冥界と交渉できる。
伝説でもいい、イチバチにかけよう、
それがあたしらしいやり方や。
そう思ったんです。
野狂と称された小野篁。
5/1の特別公開で見た井戸が、遥か昔のような
気がします。
この日を待ち焦がれていた四月のわたし。
遠い昔に感じるのは、なぜなんやろなあ。
篁は亡者の話を聞いてきました、そして
地獄に行ったことはないといいます。
御霊は愛しか語らないが、浅ましさを
孕むのが亡者。
でも、これからは亡者の声もまた聴いて
行かねばなりますまい。
平成小野篁を名乗りたいのならば、ね。
滞在中にさらりと読んだ漫画。
同じくさらりと読んだ篁の伝記。
篁の生き方には、強く共感し、共鳴できました。
その昔、これを大音量で流して場浄化していた
わたしをあざ笑った人がいました。
そんな大音量でイヤフォンから曲を流して
君は凄いねぇ、耳や手が痛くないの？
悲しさより先に浮かんだのは、必死に
なにかを成し得るために手段を選ばず
できることをしようとする人間の気持ちが
この人にはわからないんだ、でした。
わたしは、小手先では生きていけない人間です。
不器用だし頑固だし真っ直ぐだし馬鹿だし
可愛げもなく小生意気。
でも。
だからこそ、成し得ることがあると思う。
幾つになっても、大人にはなれないでしょう。
この先も、盛大にみんなに心配されて
呆れられて生きていくでしょう。
でも、そんなみんなを愛しながら生きて
いくのがわたしなんです。
誰も愛せなくなるくらいなら、死んだ方がマシ。
だから、いつも誰かをなにかを愛してる。
かつて、篁がそうしたように。
運命切り拓き系霊媒師 惠巫女
2nd Seasonが始まります。
こんなわたしですが。
これからも、どーぞ、よしなに。
ね、ミッチー。
辻堂営業始まりますよー！
よろしくお願い致します！
四条で働く、は、ガンガン継続中。
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