それは、神と、死者と過ごした時間。
おはようございます。
京の都で修行中、平成小野篁(たかむら)
見習 会いに行ける霊媒師 惠巫女です。
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2年に渡り続けてきた子授け祈祷を終了します。
2年で世に生み出された赤さんは4人、祈祷と
しては三人。
3人目の赤さんは、この夏に生まれてきます。
祈祷自体はもう少しさせていただいたので
これから生まれてくる可能性もありますが
わたしがそれを知ることはおそらくないでしょう。
その赤さんたちは、わたしが授けたのでは
ない子として世に生まれたいのだと思います。
この世界に入り15年、3000人近い人に会い、
1000件近い通訳をしてきました。
でもいつも、わたしの意思ではありませんでした。
わたしがこの世界にいるのは、亡き親友の
意思であり、因縁家系に生まれ落ちたものとして
我が子を守る方法論を探し出すことでした。
その結果契約神はどんどん代わり、いまでは
日本三大怨霊の二神、菅原道真公、崇徳天皇
との
契約の元、お仕事しています。
京都秘密基地は西陣の真ん中にあり、清明神社の
領地に構えることになりました。
一本後ろの千本通りには千本閻魔堂があり、
我が師小野篁公が祀られています。
小野篁を目指したのには、理由があります。
寄り添いたい大切な友人がいるのです。
彼女はいま、癌と闘っています。
18年前に脳腫瘍で逝った親友と同じく
病が大切な友人を襲ったと知ったとき
わたしが決めたことが死神と交渉する
術を得るということでした。
人は、いつか必ず往くで。
京都で一番の仲良しさんは、車椅子に
乗っています。
その彼が、わたしが篁を目指す理由を
聞いたとき、そう言いました。
だから、答えました。
そんなことは、わかってる。
よくわかってるの、でもね、
わたしは、彼女が『楽しかった』と
言って躯体を離れるタイミングまで
こちらにいて欲しいだけなんだ。
だから、篁と同じことができるように
なりたい。
身の程知らずは、承知の上です。
それでも、引き下がる選択はない。
初めて自らの意思で霊媒となり
自らの意思で、篁を目指す。
力を得たものは、他のものにも
活かされるのが摂理です。
であるなら、それも受け入れる。
黄泉に住むものは、生み出すことはしません。
生死を司り、審議する。
篁でさえ、地獄にはいかなかったと言います。
黄泉と現世の境目で亡者を審議し、真実を
浄玻璃の鏡で見続けた。
篁が見ていた光は、赤子のそれではなく
そこに在る魂の中にある清らかに生きる力。
そこで生きる決意をしたわたしは、もう
前のようにはいかないでしょう、きっと。
京都を離れる前に観てきた火焚き神事。
あれはきっと、他力本願に流されて生きていた
わたしを昇華した時間やったと思うのです。
桃源郷を目指した京都の時間、春に観た
原谷苑の桃源郷。
わたしの桃源郷を目指す旅が、新たに
始まります。
平成小野篁として、桃源郷に降り立つ。
平成最期の6月、揺るがないわたしの決意。
桃源郷を目指す、大切な人を導くために。
わたしは、我儘な戦闘型霊媒師
平成小野篁見習です。
もうすぐ京都に帰ります、ご予約承り中です。
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